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ゲートルーラーはなぜフェアリー・ライフを撃たないのか?

前回、ゲートルーラーのプロモーションの問題点を指摘する記事を書いて、多くの反響をいただき、ありがとうございました。
ゲートルーラー公式は見ないでください(インフルエンサー説明会の感想))多くの方に「言い方を変えると印象が変わる」「思ってた内容が言語化されてた」のような好意的な声をいただき、共感をいただけたようです。

また、私の記事を見て、ゲートルーラーが面白そうと思ったという声もいただき、個人的な公式インフルエンサーとしての目標である、アンチよりの人々に対しての啓蒙に一定の成果は出せたのかなと思っております。
ただ、この手法、完全に毒をもって毒を制するので、思わぬ余波と思わしきものがありました…



これ、記事の公開2日後なので、「アンチではない」し「もっともらしく」というところから、自分の記事を指している可能性があります。一応検索もしてみたのですが、自分以外に該当しそうな内容は見当たりませんでした。もし、この仮説が正しいとすると、大きな誤解を受けています。
前回の記事(ゲートルーラー公式は見ないでください(インフルエンサー説明会の感想))をもう一度読んでいただきたいのですが、「プロモーションはダメ」とは言っても、「それを書いている人が出てこないほうが良い」とは一言も書いていません。
記事の内容も、表現の仕方を変えて紹介しているので、「作り直したほうが良い」ではなく、「修正したほうが良い」という意図です。「表現の方法」が問題ということは読めばわかるように、配慮したつもりです。

私は「君はなぜ人生でフェアリーライフを打たないのか」という言葉に共感を覚える人の一人です。
ビジネスの世界でもフェアリー・ライフが重要なのは変わりません。プロジェクトが走り出して問題があったらどうすべきでしょうか?それはかんたんです、修正をしたり、得意な人に協力を依頼すればいいだけです。そこを指摘されて、排除されていると感じるようでは、PDCAサイクルは回せません。

ゲートルーラーのプロモーション計画は、弱者の作戦として、とても工夫されていると思っています。
大メーカーほど予算がないなかで、インターネットを活用した宣伝策となっているからです。公式インフルエンサーもそうですし、カード名募集企画、最近募集を開始した、ゲートルーラーボイスチャレンジも、イラストとツイッターだけでできる、とてもおもしろい企画です。

参加者側の視点から見ても、PVに使われるのも嬉しいですが、もしゲートルーラーが大ヒットして、アニメ化やスマホゲー化したら、声優体験ができるかも、なんて夢もでますよね。

こんなにたくさんの工夫をしているからこそ、あえて言いたい。
「ゲートルーラーはなぜフェアリー・ライフを撃たないのか?」

もっと多くの人の共感を呼ぶ、フェアリー・ライフの実例のメモを挙げていきます。
少し長いですがご容赦ください。

例1:「ヤバいカードの話は、なぜヤバいのか」
公式の「Q. ヤバいカードは無いのですか?」という項目は、カットしても良い項目です。
この項目を残すとしても、「コントロールされていないやばいカード」ではなく「コントロールをミスしたやばいカード」に置き換えが必要です。ぜひ、ここを意識して読んでみてください。これだけで、イラッと感がかなり減ることに、驚くと思います。
ゲートルーラーに限らず、第一弾を発売予定のTCGがよくやることですが、挑戦者の立場のゲームがその禁止、制限関係を軽々しく「自分たちは大丈夫」的なことを言うと、プレイヤーをいらっとさせます。
なぜでしょうか。それは、自分の好きなTCGを侮辱されたように感じるからです。自分の好きなTCGの製作者が、禁止制限は出さないよう苦労しているのは誰でもしっています。カードプールが増えれば増えるほど、コントロールが難しくなっていったために「コントロールしきれなかった」カードが出ていることを知っています。そういった歴史の重みと戦っている「好きなTCGの作者」に対して、「コントロールをされていない」というのは、「手抜きをしているよ」と言っているようなものだからです。
それは自分の好きなTCGに対しての侮辱、強いてはそのTCGを信じている自分に対する侮辱にほかならないのです。
この言葉は、ゲートルーラーが制限、禁止を出したときに、プレイヤーから「それみたことか」と帰ってくるでしょう。しかし「コントロールをミスしたやばいカード」という表現であったならば、自分もミスすることを想定しているので、いらつかないのです。

例2:「考察推奨では考察してくれない」
同じように「■ルール考察について」も表現の仕方を変えたほうが良い項目です。
>某ロボットアニメも「わからないからこそ推察して楽しむ」という楽しみ方がありました。
ここに書いてあることはそのとおりです。考察してもらうことを狙うのも作戦としては素晴らしいです。
でも、某ロボットアニメは「このアニメは謎だらけで考察推奨です」と言っていたでしょうか?
例えば、エヴァンゲリオンで庵野監督が、放送前にこんなことをいっていたらどうでしょう?(多少時代背景が違うのはご容赦ください)

これは僕の私見ですが、今の世の中、情報が簡単に手に入りすぎるがゆえに、「わからない事を予測して楽しむ」という文化が減っていると感じます。
ガンダムにも「わからない見えない歴史を考察して楽しむ」という楽しみ方がありました。
最初期から明言していることなのですが、エヴァンゲリオンは、情報が手に入りやすい社会を逆手に取って、「各話ごとに、わざと意味深な情報を小出しにしていき、その答えを明かさない」という内容になっています。
考察することが好きな方々には、とても楽しんで頂けていると同時に、何でもすぐに答えが出ないと気に食わない、という方々にはご不満が有るようです。
仕方のないことで、エヴァンゲリオンは「考えるのが好きな人」に向けたコンテンツなので、そこはご了承下さい。

こう言われて、エヴァンゲリオンの考察をしたい!と、当時の我々は思ったでしょうか?
「各話ごとに、わざと意味深な情報を小出しにしていき、その答えを明かさない」という手法は、考察を誘引するのにすぐれた手法です。でも、それを言われてしまうと、人間は普通やる気がでません。
体験会に参加すれば、コスト-5でデメリットしかないカードは、本当に「なるほどね」とみんな納得していて話題になるカードです。カード紹介であれば「11月27日のルール公開後には、「なるほど!」となるカードです。」で終わらせておくだけで、良かったのです。

例3:「ゲートルーラーは本当に高いのか?」
ゲートルーラーは1パック5枚入りで250円です。
単純比較して、5枚入り150円のTCGと比較したら、高いです。
しかし、池っち店長の発言の通り、ノーマルパックを除外することでコストを減らしたというのも、成功するかはともかく、狙いとしては嘘偽りはないと思います。

冷静に考えてみてください。他のTCGでは、明らかにデッキに入らないバニラなど、意図して作られたハズレカードが必ずあります。そういうカードを増やして、欲しいカードを手に入れるために、たくさんパックを剥いてもらうようにしているというのは現実です。そこに切り込もうとした挑戦というのは、評価していいと思います。
でも、カードゲーマーは(言ってはなんですが)嫌儲に近い人が多いです。ですので、そういう人も踏まえた言い方というのを考える必要があります。
例えば、こんな感じで表現したらどうでしょう?
ゲートルーラーは、第一弾からでもたくさんのデッキが活躍できるよう様々な調整をしました。それをしていくうちに、パックの中のカードに、デッキに入らないような弱いバニラなどは入れていません。ゲートルーラーは大手ほどの生産数は確保できないので、パック価格は少し高くなってしまいますが、代わりにパックから出てくるカードは、1枚1枚見どころがあり「どんなデッキに使おうか」と想像を掻き立てられるように工夫してします。ぜひ、体験版でルールを覚えたら、1パックだけでも手にとって見てください。
これなら、興味を湧く人も出てくるはずですし、自分から「高い」と認めてしまっているので、批判しようがありません。
私は開発内部のことはまったくわかりませんが、この売り文句は、開発に携わった人たちの気持ちを代弁していると、体験版をプレイした感触からあっているのではないかと思います。
同じような発言もあるかもしれませんが、大きな違いは「ユーザー目線の徹底です」。ダブルレアなどと言われても、それがゲーム内においてどのくらいの強さが割り当てられるかなんて、ユーザーには(まだ)わかりませんから、そのあたりの封入率は何一つ説得力がないのです。

例4:「ビジネス的視点からみてすごい」は誰が言うべきか?
この例の中で、意図的にゲートルーラーのビジネス的視点から見た凄さというのを散りばめました。少し、ゲートルーラーを見直したという方もいると思います。
なぜ、Kanjuがいうと説得力があるのかといえば、「Kanjuが第三者」だからです。褒めることによる説得力は、第三者からの分析が一番です。「日経新聞にヴァイスシュバルツ広告を出した凄さ」というのは、池っち店長が紹介したから説得力があるのであって、木谷会長が同じことを自分で発言をしていたら台無しです。ゲートルーラーを分析をして褒める役割や、考察に対する解説こそ、プレイヤーや、我々公式インフルエンサーに任せる度量が必要ではないかと思います。

ここまで、ゲートルーラーのプロモーションの「表現」に批判をしてきましたが、「計画」を何一つ否定していません。
失礼な物言いもあるかと思いますが、「表現の仕方の違い」だけで、ここまで変わるということを実感していただき、ゲートルーラーのフェアリー・ライフとして、今後のプロモーション活動に役立てていただければと思います。
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コメント

個人的にゲートルーラーはどこを向いているのかよく分からないです。
「君」といった単語や「ダイアクトー」といった子供向けにしか見えない名前は小中学生をターゲットにしているように見え、Vを使った方法や価格を見ると(金のある)若者をターゲットにしているように見え、某消された動画からするとボドゲ好きをターゲットにしているように見えました。
公式もショップ向けなのかプレイヤー向けなのかよくわかりません。
ぶっちゃけカードゲームのルール考察ってなんじゃそりゃとも思いました。
素材は良いはずなのに、周りが残念な作品だなというイメージです。

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何時も記事を更新して頂きありがとうございます。
個人的な意見で申し訳ございませんが個人的にはゲートルーラーはイラストの世界観を統一するべきだったと感じております。
東妖や侵略次元の硬派で素晴らしい次元に比べ、マジカルユニバースはいかにもコミカルで同じカードゲームに(それも初期から)存在するのに違和感を感じます。
個人的には子供を対象年齢から外し萌も外すのでしたらmtgの様に硬派なストーリー、イラストに統一するべきだったと今まで情報を集めた中で感じました。

それと、1パック辺りの値段には余り高いと感じませんでしたが箱は36パック入りで9900円は余りにも高く感じました。初心者がスターターにも慣れ取り敢えず1箱買ってやってみようとなった時に1万、ポンと出すのは厳しいです… せめて20パックぐらいで5千円くらいにするか、いっその事こと値段が似かよっているZ/Xを習い10パック3千円位でしたらよかったと思いました。殆どのカードゲーマーはパックをバラで買うよりも箱で購入していきます。それを高くしすぎるのは参入へのハードルを上げている様な気がして堪りません…
個人的な意見で申し訳ございません、また記事の方楽しみにしております!

No title

池田さんが言及していたのは、他のインフルエンサーの方のこちらのツイートの事かと思っていました。

https://twitter.com/selector_sunset/status/1326088661033656320

言及の5時間ほど前ですし、内容的にもそれらしいかなと……。

No title

さあどんなに怒られそうな記事かな?と思って読みましたがそれほどじゃなかったので大丈夫だと思います。
カードの値段については単に紙質の問題かと思ってましたが、どうなんでしょうね。別に同じ値段でレアが揃うなら高くても自分は気にしないです。

No title

上の方のツイート見てわかるけどもう池っちは「悪い方向でもなんでもいいから話題になれば勝ち」って炎上商法の考え方なんですよね。
だからこういういちいち鼻につく記述も平気で公式サイトに書けるんだと思います。
個人的には逆効果でしかないと思うんですが

面白い記事でした。
特に売る側が批評も兼ねてしまうと説得力や訴求力が下がるという点は本当にその通りだなと
実際、もしできるのであれば第三者のインフルエンサーに委ねた方がいいんでしょうけど、これまでの経緯からしてそうすると十中八九荒れるのが目に見えてるので自分でやるしかないのかなー、と。
どれだけ良いTCGを作ったとしても販促の面では結構初期から詰んでたのではと思えてなりません

No title

ゲートルーラーのプロモーションは、全容がわかっている人しか価値を感じられない表現が多く強烈な身内感が出ているとは感じています
そのくせ自らの不平不満は直接言語化し、わかっている(と自分で解釈)する人に弁護してもらうなど、見苦しい点が目立つのも残念だと思います

kanjuさんや夕焼けさん(ゲートルーラーお嬢様部)のような、批判的な公式インフルエンサーに関しては、そこから炎上や議論が起これば宣伝にならから結果オーライ、って池っち店長は思ってそう。プロレスみたいな感じ。あとあとで、「あのときは指摘してくれてありがとう」みたいなイイハナシに持ってく回が生まれるんやろな。知らんけど。
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プロフィール

Author:Kanju
デュエリストとしての力を生贄にし、シャドーボックスの人として覚醒。かつてはマイアース2009年東日本チャンピオンになるほどの強豪プレイヤーだった(参加者10名)

シャドーボックス作成のご依頼、ご相談はこちら(お仕事も可)
kanju■fine.ocn.ne.jp(■を@に)

各種展示会等に出させてもらってます。展示、メディア紹介実績こちら
カード系、アニメ系、美術系、どのジャンルでも作成可能です

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