カードゲーマーのための就活講座7「守ると良くなるという罠」
内容としては過去に完結をしているのですが、思いついたときにたまに補足をしていきたいと思います。

人の傾向として覚えておくといいのですが、一度成功体験をしてしまうと、その成功体験を繰り返そうとしてしまう傾向があります。その成功は、万能な状況で使えると良いのですが、実は特定の状況でしか使えないということに気づかず、自滅していきます。
第二次大戦時の日本などは、そういった行動がよく見られ、通用しなくなった戦法を使い続けて負けたことも多かったようです

就活だけでなく、仕事でもよく見る失敗は「守りを洗練させていく」という罠です。
例えば、普段着、サンダル、茶髪、リーゼントの服装で面接に行くのと、「マナーを守って」リクルートスーツ、黒髪で面接に行く。この二つの方法では、後者が劇的に成功率が上がります。
ここで間違えて学習してしまうのが、「よりマナーを守ればもっとよくなる」という罠です。
履歴書の写真の撮影方法は、ネクタイの結び方は、ノックを何回するといいか、ノックのあと返事を待つか否か、どちらの足から部屋に入るか・・・
「マナーを守らなくてはいけない」のは間違っていないのですが、「マナーを守っていると気に入られる」と間違った学習をしていくと、「評価する側すら気にしないマナーを勉強していく」意味のないことをすることになります。
マイナーなマナーや、自分が考えたマナーで他の人を批評しはじめると末期です。

マナーのような、守りを増やすというのはTCGにおいては、「カウンターや除去を入れた強い!!じゃぁ除去とカウンターをもっと増やそう」という思考です。これはもちろん、勝ち筋をなくす、攻めの方法が薄くなって、相手の除去に簡単にやられてしまうという結果を招きますよね?就活でもそれをやってはいけません。

現実を見ると、たしかにマナーに異常に厳しい人というのは実在します。書類に押すハンコを、上司より深く角度をつけて、お辞儀をして捺印するという企業も存在するようです。
その現実を踏まえて、これが仕事の本質のどこに影響するでしょうか?マナーにうるさい人の気に触らない以外は、全く影響しません。今、日本で効率が悪く、仕事ができない人の特徴は、こうした仕事の本質に意味のないことを延々とやり続け、新しいマナーを守る仕事を増やしていく人です。
面接の時に、細かすぎるマナーをチェックする企業もあると思います。しかし、そういった企業はつまり、効率の悪いことを延々とする企業か、礼儀を過度に気にするお客様を相手にするところ(銀行など)だけです。そう考えると、マナーを気にしすぎずほどよくはずし落としてもらったほうが、無駄が多い企業という将来性を見極められるとも言えます。

こういうことを言うと、「こいつはマナー不要論を言っている」みたいなことを言う人がいますが、そのような意味ではありません。
先程もいったように、カウンターや除去などの守りのカードは必要です。どちらか一つを過剰にと考えてしまうことが、すでに地獄への一本道です。
現代日本の仕事ぶりを見ていても思うのですが、「一番効果的なポイントを見極め、そこまではきっちりやる」ということが苦手な用に思います。就活において、必要なマナーはなんでしょうか?服装、髪型、挨拶、話し方。そのあたりはもちろんきっちりしておく必要があります。

マナーは除去やカウンター呪文。そう思えば、「それだけでは勝てないし、負けることを身を守るのには使える」ということが理解できると思いますし、そう考えると「どのマナーを取り入れるか、相手はどこまでマナーを気にしているか」というデッキ構築ができるのは、カードゲーマーの経験が役に立つのではないでしょうか?

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2016/11/20(Sun) | TCG就活講座 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

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