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シャドーボックスの名前の種類と違いについて

シャドーボックスの呼び方には様々なものがありますので、それをご紹介します。
記憶を元に書いてありますので、不正確なところはご連絡ください。追って訂正させて頂きます。

端的に言えばこれらの名前と作風に大きな違いはありません
何か意味の違いがあるのだろうと勝手に解釈してる人もいますが、意味の違いではなく流派の違いと考えたほうが自然です。その流派の違いとしても、ここだけしかやってないようなやり方というのはあまりないと思います。
・シャドーボックス
シャドーボックスは手芸としてはもっとも一般的な呼び方です。検索してみても検索数がもっとも多く、たくさんの教室が存在していることがわかります。
派生して、シャドボという呼び方を使う人もいます。

・シャドーアート
シャドーアートはMTG関係でよく使われている呼び方です。
ABキューブさんの流派の呼び方と記憶しています。そこの呼び方がなぜMTG関係で使われるようになったのかは残念ながら不明です。
あまりうるさくはないようですが、商標登録もされており流派以外の人には使ってほしくないという話も聞いたことがあります。商標には詳しくないですが、「遊戯王する」とか発言しても違法ではないように、シャドーアートをするといっても大丈夫とは思うので、ビクビクする必要はないと思いますが、使い方には注意してください。
派生して、シャドアという呼び方を使う人もいます。

・3Dアート
3Dアートは、流派の先生にもならったことあるのですが、総本山がどこかわかりません。
この呼び方は分野のイメージをわかりやすく表現しているものの、検索をするとわかるのですが、いろんなジャンルで使われている言葉のため、誤解をまねかないよう注意してください。

・3Dシャドーボックスアート
3Dシャドーボックスアートは日本3Dシャドーボックスアート協会の言葉です。上記の流派の人達が協力で立ち上げた協会のようです。すべて組み合わせたので名前が長くなってます。
私はオタク系の作品で、ここの方たちとの接点が少なくて、詳しいことはあまり知らないです。

ピクチャーガレージ
ピクチャーガレージは、pixivのタグで多く使われています。
もともとkuariさんが、シャドーアートという言葉を避けて作った言葉です。派生してピクガレという呼称を使う方もいます。使用は自由と宣言していますが、後に使用禁止を宣言したりと完全自由ではないようなので、注意してください(ただし商標などは登録されてないようです)

・ペーパートール
詳しくはないですが、この呼び方もあるようです。

・立体カード
開くと立体となって飛び出してくるカードでよく使われる名前です。
こちらの動画に出演した時に、シャドーアートだと馴染みにくいということで急遽呼び名を変えた記憶があります。MTG公式では現在こちらの表記が正規?

・立体アート
主に特定の視点から見ると立体的に見えるだまし絵に使われることが多いですが、シャドーボックスの呼称に使われることもあります。

---多言語---------------------------------------
・3D decoupage
・Dimensional Papercraft
・Paper tole
・Paper sculuopture
英語でシャドーボックスの呼び名で聞いたことをあるものを集めました。
英語でも呼び名がたくさんありますね。
検索が大変ですw

・3D alter
・3D Card
MTGのシャドーボックスの海外の呼び名という情報あり(未確認)

---類似・周辺技術---------------------------------------
立版古(たてばんこ)
江戸時代後期から実は流行っていてこういう名前で呼ばれていたとは!?指摘を受けてはじめて知りました。
詳しくはWikipediaを参照してください。検索してみても、シャドーボックスにかなり近いもののようです。
ただ印象としては、一つの対象を複数の紙でつくるのではなく、一つの対象を1枚の紙とし、ジオラマを作るようです。

フォトモ
立版古を写真で行ったものと言ったほうが近いでしょうか。
写真を切り抜いて、ジオラマを作る作風です。出来上がった印象はかなりシャドーボックスに近いです。

・デコパージュ
シャドーボックスは、もともとこのデコパージュの技法から派生してきたものです。
絵を切り抜いて、家具や小物などに貼りつけてニスを塗って仕上げる技法のようです(あまり詳細は知りません)

・デジタル絵画、カシオアート
2012 International CESで発表されたカシオ計算機によって作られた黒船技術。一枚の絵を画像解析技術を用いて3Dプリンタに印刷するという技術で、出力結果はまさにシャドーボックス。今後この技術はよく注意したほうがいいと思います。

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■シャドーボックスの呼び方で聞いたことあるQ&A
?シャドーアートと、シャドーボックスは厚みの違いで決まる
×シャドーボックスはアメリカで深さのある額の名称が来ているとのことで、厚みによって使い分けるものではありません

?箱に入っている作品がシャドーボックスである
×前述のように箱の名前から来ているものでシャドーボックスそのものに大きな意味はありません。アメリカンフットボールがフットボールとは言いづらい内容なのと同じとお考えください。

?シャドーボックス、シャドーアートは商標登録されていて使用できない。
×こちらは詳細を調べましたので、記事の最後を御覧ください

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個人的には、呼称についてはどれも好きではありません。
「呼び方が多すぎる」「どの呼び方も名前からどういうものか想像できない」
という致命的な問題を抱えています。
もちろん流派ごとに独自の技法などはあるのでしょうが、絵を切って立体にするということそのものの呼称がこれだけあれば、混乱を招くのも当然です。私も初心者の頃に相当悩みました。新しい名前を考えたらまた一つ増えてしまう!
というわけで、Kanjuが主体で語るときは最も一般的なシャドーボックスを基本的に使い、話し相手にあわせて呼称を使い分けるようにしています。

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■シャドーボックス、シャドーアートと商標の関係について

シャドーボックスは商標に登録されていて許可をとらないと使用できない。という主張をしている方がいます。法律に詳しい方などに相談しながら詳細を調べました。結論から言うと問題ないというのが私の解釈です。少し考えてみてください。売っている商品はほとんど名前がついています。それを商標という権利があるからと言って使ってはいけないというのは極論です。言葉を縛るというのはとても強い権利で、登録したからといって何でもかんでも制限はできないのです。

6/22現在、商標検索の呼称で「シャドーボックス」を検索すると、検索結果は二つ出てきます。
シャドーボックス\アトリエ サンアート
シャドーボックス
こちらの二件に申請して許諾をえないと、この記事すら違法になってしまうのでしょうか…?
商標について調査し、問題がないという根拠を4つ上げておきます。

○役務・区分が違えば商標違反になりません。
産業財産権侵害対策相談 事例 QA集(商標)より抜粋して引用

他人の商標登録にかかる商標と同一又は類似の商標を、その登録にかかる商品又は役務と同一・類似の商品又は役務に使用した場合、当該他人の商標権を侵害することとなります。
つまり、商標が類似しても商品・役務が類似しなければ権利侵害にはなりませんし、 商品・役務が類似しても商標が類似しなければ、権利侵害にはなりません。


ちなみにシャドーボックス アトリエサンアート様の登録は「技芸・スポーツ又は知識の教授」で教室関係のようです。また、「化粧用パレット」にてシャドーボックスの登録があるようですが、これで訴えられる世界っておかしくないですか?

○商品にしか適用されません
商標使用許諾 ― 個人使用に許可はおりますか? ―より抜粋して引用

Q:友人に贈るTシャツ(1着のみ)を制作しているのですが、
バイクの商標とメーカー名を入れたいと思っています。
絶盤車なのでメーカーオリジナルのロゴ入りグッズはありません。
という事で商標の使用希望申出をしようかと考えています。
個人が企業に申請し、許可して頂けるものなのでしょうか?

A:商標権は、「商品」の譲渡等に権利が及びますが、ご質問の事例では、Tシャツは、商標法上の「商品」に該当しないので、問い合わせることなく制作しても大丈夫だと思います。
商標法上の「商品」の意味は以下のサイトに記載されていますが、簡単にいうと、流通して商取引の対象にならないものは商品ではないということです。


Tシャツをシャドーボックスと置き換えて読んでみましょう。

参考:商標法として私的利用

○一般名称は取れません
出願しても登録にならない商標より抜粋して引用

商標は、自己と他人の商品又は役務とを区別するために用いられるものであるため、以下に該当する商標は登録を受けることができません。
1.自己と他人の商品・役務(サービス)とを区別することができないもの
「普通名称」とは、取引業界において、その商品又は役務の一般的名称であると認識されるに至っているものをいい、略称や俗称も普通名称として扱います。また、「普通に用いられる方法」とはその書体や全体の構成等が特殊な態様でないものをいいます。
(例)指定商品「アルミニウム」に使用する商標として「アルミニウム」または「アルミ」を出願した場合


シャドーボックスはジャンルを表す一般的名称と考えられます(後述

○類似してないとだめ
ここは要部とかいろいろあるようなので自信がありませんが、登録されているのは「シャドーボックス アトリエサンアート」です。シャドーボックス アトリエサンアートとしてどちらが主であるかと考えれば、アトリエサンアートの方が主で、シャドーボックスだけで権利を主張できると考えるのは筋が悪いです。
登録されているものの一部が商標として適用されるなら、「シャドー」や「ボックス」を使ってるものにまで権利がついてしまうことになります。

以上、これらの一つや二つが間違っていたとしても、許可を取らなくては使えないということにはなりません。
というより許可が必要だったら「Wind○ws使えない!!」Micr○s○ft「ちょっと弊社の商標を侵害しているという話を聞いて」という世界になります。なんかおかしいですね。

どうしても信じられないという方のために、知り合いの先生を通じてアトリエサンアート主宰の関口先生からコメントを頂くことができました。関口先生以外の個人、団体名を特定できないようにする形で引用させて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャドーボックスの件 以前 ある先生の入っていたカルチャーセンターから
シャドーボックスの名称を使用許可しますとの文章を書いて欲しいと 頼まれて
文章に署名捺印しました。 随分気にするカルチャーだとびっくりしました。
私がシャドーボックスの商標登録をしたのは
アトリエサンアートの名称を使用したかったからです。

その後 10年たって 登録を更新する時に シャドーボックスのみも登録申請しましたが 下りませんでした。 
最初の時なら とれたかもしれませんが いずれにしましても 名称を独占するつもりはありませんので

それどころか 皆さんシャドーボックスを使えばいいのにと 思っているくらいですから
一度も クレーム言ったことはありませんので どうぞそのようにお伝えください。                
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ポイントとしては「シャドーボックスのみも登録申請しましたが 下りませんでした。 」というところです。「シャドーボックス単体の言葉は独占利用できませんよ」と法的にも国に認識されているということです。

もちろん、言葉を開発した人の意思を尊重しなさいということはマナーとして言えるとおもいます。又聞きではありますが、実例を聞いたことのあるシャドーアートに関しては、無理して使うつもりはありません。今後も本人の意思まで確認とれた一番安全なシャドーボックスを使うつもりです。

なぜ今回直接ではなく、知り合いの先生を通じて話を聞いたかと言えば、リスクを避けるためです。もし私の認識が甘く本当に違法で、「シャドーボックスを使うのを嫌がっている」場合、相当な注意を覚悟しなくてはなりません。確認がとれたのは関口先生がそういう方ではないとわかったからです。
シャドーボックスを使うな、使うなという主張は、「この人は権利を使って訴えかねない厳しい人」という印象を与えるものです。甘い確認で存在しない権利を守るように主張することは、権利者に対しても失礼なことだと思います。

万が一私の解釈が間違っていて、個人でシャドーボックスという言葉を使うだけでも違法だとしても、シャドーボックスは安心して使える言葉です。そもそも権威を使って訴えるような方ではないという点についても理解していただけると、ご回答くださったシャドーボックス アトリエサンアート関口様にかけさせてしまったお手間に報いられるのではないかと思います。
関口先生、また調査にご協力してくださった皆様ありがとうございました。
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コメント

「立版古」という日本古来の呼び方もありますね。

>くずっPaさん
ありがとうございます。
全然知りませんでした。
調べて更新させて頂きました。

初コメントです
いつも楽しく記事を見させていただいてます


いろいろな呼び方があるのですね・・・
自分はkanjuさんの見よう見まねで始めて、やっていたので大変ためになりました

ham86 さん

ありがとうございます。
ぜひいろいろ参考にして、よい作品を作ってください。

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初めて伺いました

NT金沢でお世話になりました。楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。(隣の隣でピタゴラやってましたグループの最年長者です^^)初めてサイトを拝見させていただいたのですが、呼び方一つ取っても色々なことがあるのですね。今回業務で権利が、、、とか言われ、慣れないことで面喰いましたことを思い出しました。また機会がありましたら、お会いしたいです。(そういえば、あの製作の続きはできたのだろうか、、、今、夏休みで顔を見ていないので、今度確認してみます)

>うちのくろちゃん
こちらこそお世話になりました!
権利関係は難しいですね…
実のところ関係者に話すと、要は迷惑かけなければいろいろいじってくれて盛り上げてくれたほうが助かるという人が多いのですが、許可を与えるのも難しく現状のような状態になってるみたいですね…
距離的にきついですが、また何か機会を作ってお会いしましょう!
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プロフィール

Author:Kanju
デュエリストとしての力を生贄にし、シャドーボックスの人として覚醒。かつてはマイアース2009年東日本チャンピオンになるほどの強豪プレイヤーだった(参加者10名)

シャドーボックス作成のご依頼、ご相談はこちら(お仕事も可)
kanju■fine.ocn.ne.jp(■を@に)

各種展示会等に出させてもらってます。展示、メディア紹介実績こちら
カード系、アニメ系、美術系、どのジャンルでも作成可能です

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